オリジナルののぼり旗をデザインする際の料金とは

オリジナルののぼり旗をデザインする際の料金とは

オリジナルのぼり旗のデザインを依頼する際の料金は、のぼり旗自体の価格に加えて3,000円~6,000円程度です。業者やデザインの内容によっては1万円ほどかかる場合もあります。デザインを発注せず、一から自分で作成すれば、のぼり旗自体の費用だけで済みます。のぼり旗1枚あたりの値段は目安として1,000円前後ですが、注文枚数や大きさ、オプションの有無によって変動します。

のぼり旗以外に用意すべきものは、のぼり用ポールとスタンドです。 ポールとスタンドのセットは安いものだと1,300円前後で済みます。そのため、のぼり旗1セットあたりの料金は、デザインやデータの制作依頼料の有無とのぼり旗単体の料金、ポールやスタンドなどの設置器具の料金の組み合わせによって大きく異なります。

本記事では、既製品を購入した場合との価格の比較や、オリジナルのぼり旗を制作する際に価格や手間を抑えられる方法など、 オリジナルのぼり旗づくり初心者の方でも安心してのぼり旗を作成できる方法やコツをご紹介していきます。

オリジナルのぼり旗の作成時にデザインやデータの作成から依頼する場合は、本体価格のほかにデザインやデータの作成依頼料金が発生します。デザインやデータの作成依頼費用を含めたオリジナルのぼり旗1枚あたりの料金は、4,000円~8,000円ほどが相場となります。
→デザイン依頼の手順はこちら

デザインやデータの作成依頼費用が発生するだけで、本体価格と器具を合わせた合計金額の倍近くかそれ以上の料金がかかることになるため、自分でデザインを作成したほうが費用をかなり安く抑えられます。

のぼりキングの商品を例にとると、それぞれの価格の目安は以下の通りになります。

のぼり旗の価格
(税込)※1
のぼり用ポール・
スタンドの価格
データ制作依頼料金
込みの総額(税込)※2
用途
レギュラーのぼり
600mm×1,800mm
¥1,296 ¥1,287~ ¥8,083~ 飲食店など
ショートのぼり
600mm×1,500mm
¥1,296 ¥1,287~ ¥8,083~ 高さの制限がある
キッチンカーなど
スリムのぼり
450mm×1,800mm
¥1,296 ¥1,287~ ¥8,083~ 商店街や路地裏
の狭い店など
スリムショートのぼり
450mm×1,500mm
¥1,296 ¥1,287~ ¥8,083~ 商店街や路地裏
の狭い店など
ワイドのぼり
700mm×1,800mm
¥1,438 ¥1,287~ ¥8,225~ 横幅のあるデザイン
を使用したいとき
ビッグのぼり
700mm×2,100mm
¥1,726 ¥1,287~ ¥8,513~ レギュラーのぼりより
大きなのぼりを
設置できるとき
ジャンボのぼり
900mm×2,700mm
¥2,134 ¥2,200~ ¥9,834~ 広い場所でのアピールや、
イベントの場所誘導・
スポーツ応援など
両面のぼり
600mm×1,800mm
¥3,520 ¥1,287~ ¥10,307~ 表裏でアピール
内容を変えたいとき
セイルのぼり
680mm×2,600mm
¥3,010 ¥2,310~ ¥10,820~ のぼりの形まで
こだわりたい美容室など
セイルのぼり大サイズ
900mm×3,320mm
¥4,390 ¥2,530~ ¥12,420~ のぼりの形まで
こだわり、目立たせたい
パチンコ店など
ミニのぼり
100mm×300mm
¥990 ¥189~ ¥6,679~ 商品の横に置く
ポップ代わりの
販促ツールとして

※1 のぼり旗の料金は最小ロット注文時1枚あたりの価格です。オプション選択によっては追加料金が発生いたします。
※2 データ制作依頼料金は最も安い場合の5500円で計算しています。

デザインを依頼した場合は、料金は高くなるものの、手間が省けるほか、経験の少ない方は依頼したほうがイメージを再現しやすくなる可能性もあります。データの制作から依頼する場合、納期は見積もりから発送まで最短で12営業日程度、特急便のプランを選択の場合で10営業日程度での出荷が目安となります。ただし、見積り内容によっては見積り書提出まで時間がかかる場合があります。また、修正を数回行ったり、銀行振り込みなどで注文後すぐに入金しなかったりした場合は、到着までの期間が延びるのでご注意ください。

なお、データ入稿する場合のオリジナルのぼり旗の価格詳細はこちらのページをご確認ください。

送料は購入金額と配送先の地域によって異なります。

地域 合計11,000円未満 合計11,000円以上
本州・四国・九州 990円 0円
北海道・沖縄・離島 1,980円 1,980円

上記料金に加え、特殊な加工オプションを使った場合は追加料金が発生します。利用する可能性が高い加工オプションは防炎加工です。 火災の危険性が高い場所でのぼり旗を設置する場合は防炎加工が推奨されることが多く、高層建築物や地下、劇場、病院等の建築物内に設置する場合は消防法により防炎加工が義務付けられています。 のぼりキングの場合、防炎加工は¥330/枚(ジャンボサイズ・セイルのぼり小550円、セイルのぼり大770円)で加工が可能です。

のぼり旗の備品にはポールとスタンドがあり、最もスタンダードなタイプは1セットあたり1,300円前後から購入できます。 のぼり旗が大きい場合や風が強い場所に設置する場合は、長いポールや重量のあるスタンドなどを使用する必要があるため、価格が異なります。

下記は、ポールとスタンドのセットの一例です。とくにこだわりがなければ、安価で汎用性が高い2.4mポールと8L注水台のセットがおすすめです。

セット 料金 用途
2.4mポール+8L注水台 ¥1,287
(セットで61円お得)
最もスタンダードなセット
2.4mポール+16L注水台 ¥1,328
(セットで234円お得)
土台をしっかりさせたいとき
強風用2.4mポール+20L注水台 ¥3,287
(¥825+¥2,827)
風が強い場所に設置したいとき
強風用2.4mポール+コンクリートスタンド(26kg) ¥5,225
(¥825+¥4,400)
普段動かすことがほとんどなく、強風の影響があるとき

風が強く吹く場所で倒れないようにするためには、16Lの注水台かコンクリートスタンドを、旗がはためきすぎないようにするためには強風用のポールを使用するのがおすすめです。 コンクリートスタンドは頑強な一方で重いため、頻繁に持ち運ぶ可能性がある場合は注水台のスタンドを利用したほうが良いでしょう。

のぼりデザイン

デザイン依頼料をかけたくないが、のぼり旗を一からデザインするのはハードルが高いと感じる方は、のぼり旗デザイン専用ツールである「のぼりデザイン」を活用するのがおすすめです。 「のぼりデザイン」を使用したデザインの工程は、背景色を選び、素材と文字を配置して保存する3STEPで完了します。

のぼりデザイン使用方法動画
こんな方におすすめ

また、イラスト・画像4万点が登録されているため、自分で素材を探す手間も省けます。 デザインの発注費を抑えて、一定のオリジナリティを保ちたい方には最もおすすめできる方法です。

のぼり旗の単価を押さえたい方は、のぼり旗をまとめ買いすると、のぼり旗1枚あたりの値段を安く抑えられます。 のぼりの寿命はほつれや汚れ、色落ちなどの観点から一般的におよそ3ヵ月であるため、1年分まとめて買っておいても損はありません。

まとめ買いをする具体的な枚数は、1回購入当たりの枚数×4回(12ヵ月÷3ヵ月 /年)で計算できます。 のぼり旗は1枚だけでなく、1.8mずつ等間隔で並べると集客に効果的と言われているため、設置する場所の広さや本数を考慮して考えるようにしましょう。

ちなみに、のぼり旗の値段は5枚ごと、10枚ごとなど、単価が安くなる枚数が決められているため、購入したい枚数が端数だった場合は、送料なども考慮しつつ買い足すかどうかを決めると良いでしょう。

オリジナルのぼり旗を作成する際に料金が嵩むのがデータ制作費用です。のぼりキングの場合、データ制作から依頼するプランだとデータ制作費用が最低でも5,500円~かかります。のぼり旗自体の費用と合計すると最初の1枚に関しては7,000円前後かそれ以上かかってしまうので、予算がない場合はデザインを自作するか、既製品を購入したほうが良いでしょう。

そのほかの節約法として、まとめ買いをすることで、のぼり旗1枚あたりの料金を安く抑える方法もあります。 のぼり旗取り換えの目安は3ヵ月とサイクルが短いため、同じデザインののぼり旗を設置し続ける場合は1年分まとめて買っておいても損することはありません。

自力で作成し、必要な枚数を予め計算してまとめて購入することが、オリジナルのぼり旗の料金を安く抑える方法といえるでしょう。