のぼり旗は雨でも利用できる?

のぼり旗は雨でも利用できる

雨の日でものぼり旗は屋外に設置いただけます。
雨に濡れた後は擦れるとインクが落ちる原因にもなりますので、優しくバスタオルで拭くなど、お手入れを適切に行う事で長く綺麗に保つことができます。
綺麗に保ち、目に付きやすい目立ちやすいデザインにする等の工夫を凝らす事で、雨の日でも十分な集客効果が見込めます。 今回は、そんな雨の日にのぼり旗を設置する際のポイントを紹介します!

のぼり旗は、基本的に雨の日でも設置が可能ですが、色落ちする可能性があります。
一般的なのぼり旗の生地であるテトロンポンジは、ポリエステル素材で水に耐久性があり、濡れても乾きやすい素材です。しかし、雨に濡れ続けると色落ちする可能性があります。

テトロンポンジより更に耐久性の高い生地をお求めの方には、テトロンツイルという長持ちのぼりに使用されている生地がおすすめです。テトロンツイル生地は、テトロンポンジの約2倍の太さの糸を使用している為、インクが付く面積が多く、発色がいいという特徴があります。そのため、表面の染料が多少色落ちしても比較的色が残りやすくなっています。

また、雨天時にも劣化しにくいのはテトロンツイル生地ですが、価格が高いという欠点があります。テトロンポンジが1枚あたり 1,296円(税込)に対し、テトロンツイルは1枚あたり2,200円(税込)と、904円も高くなります。

よって、雨天にもある程度耐久性のあるテトロンポンジ生地を使い、色落ちが気になってきたら2~3ヵ月単位で新しい旗に買い替える方がコストを抑えられます。

以上を元に雨天時に使用するのぼり旗は、色落ちしないか、コストをおさえるか生地を基準にする と良いでしょう。

のぼり旗は雨に濡れる事で表面の染料が流れ落ちてしまい、近くにあるものに色移りしてしまうこともあります。また、色がにじんだのぼり旗を設置すると、汚く寂れた印象を見た人与えやすくなります。お店の印象を損なわないためにも、2~3ヵ月ごとに新しく買い替えて綺麗な状態をキープしましょう。また、旗をできるだけ長く綺麗に使いたい場合は、雨天時には旗を室内にしまって保管しておく事をおすすめします。

検証:濡れた紺色の生地に重ねて1日放置した場合

濡れる前

↑濡れる前

濡れたのぼりを1日放置した後

↑濡れたのぼりを1日放置した後

雨天時でも旗が目立つ方法をご紹介します。

雨天時にも旗が見えやすいようにライトを付ける

視界の悪い雨天時ののぼり設置では、ライトなどを設置する事で、目立たせることができます。人は暗い所では明るいものに目が行くので、薄暗い雨の日でも、明るい旗があれば自然と目に入り、アピールしやくすなります。

雨の日だからこそ使えるデザインを使う

「雨の日にご来店で全品5%OFF」などの、雨の日に限ったキャンペーンのデザインを設置する事で特別感を提供し、来店を促す効果が期待できます。

また、雨の日には薄暗く、歩行者の方は傘やカッパを着用、また自動車の方は雨で視界が悪くなるため、身の回りの情報を認識する事が困難になります。
その中でも目立つように、旗に明るめの色を使用したり、一瞬で理解できる簡潔で分かりやすい文字を入れたりする事で雨の日でも目に入りやすくなります。

雨の日にのぼりを設置したあと、しっかりとお手入れすると使用回数を増やすことができます。
雨に濡れた旗は強く擦らないようにバスタオルなどで水分を軽く拭き取ると良いでしょう。
旗は擦れに弱い為、洗濯やドライクリーニングをするとインクが落ちる原因になるので避けて下さい。 どうしても旗を洗いたい場合は擦らないように優しく手洗いしてください。
最後に、旗を乾かす際は、擦らないようにバスタオルなどで水分を軽く拭き取り、直射日光で色が褪せないよう陰干ししましょう。

一部分のみ濡れてしまった場合

部分のみ濡れてしまった場合
一部分のみ濡れてしまった場合、そのまま乾かすと染みのように跡が残る場合があります。 これは生地に染まりきっていないインクが一部分に出てくる為に起こります。

その場合は、全体的に濡らしてしまってから乾かす事で染みを防ぐ事ができます。

雨の日でものぼり旗は屋外に設置いただけますが、色落ちする可能性があります。 生地によって耐久性が変わるので、耐久性を優先するのか、コストを重視して選ぶのか状況によって生地を選びましょう。
また、雨で薄暗い中でも目立つようにライトを付けたり、雨の日だからこそ映える明るいデザインや、 雨の日限定キャンペーンなどのデザインを作る等、少しの工夫で十分な集客効果を発揮することができます。 雨に濡れた後のお手入れは、擦れるとインクが落ちる原因になるので、洗濯やドライクリーニングは避け、バスタオルで軽く拭き取るか優しく手洗いすると良いでしょう。
このようなお手入れをする手間もかかりますし、雨天の影響で色落ちすることもあります。
雨天時には旗を室内にしまって保管しておくか、2~3ヵ月ごとに新しく買い替えて綺麗な状態のものを設置しましょう。