広告物を郵便受けへ直接投函するポスティングを行えば、自社の商品やサービス情報を特定のエリアに向けて宣伝することができます。特に、地元地域の人をターゲットにして集客をする際に便利です。しかし、ポスティングを行う効率が悪いと時間や人件費などが多くかかってしまうこともあります。

そこで、ポスティングを効率良く行うやり方や早く配るコツ、注意点などを紹介します。これから自社でポスティングをはじめようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

効率の良いポスティングのやり方

より多くの集客を目指すためには、ただむやみに広告物を配るのではなく、戦略を立てて効率的にポスティングを行う必要があります。そのためには、事前に配布する地域を設定しなければいけません。

以下では、効率の良いポスティングのやり方として、ポスティングする範囲とルートの決め方などを紹介します。

店の近くから配布する

ポスティングする際にまず押さえておきたいのが「商圏」です。商圏とは来店する可能性の高い顧客が住んでいる範囲のことです。自社・自店の商圏をしっかり調査し、把握することで、ポスティングする範囲とルートを先に見定めることができます。

商圏は、近いエリアの順に一次商圏、二次商圏、三次商圏と区切られますが、一般的に顧客数の大半を占めるのは一次商圏の人です。そのため、近くから遠くへ直線的にポスティングするのではなく、店の周辺の地域から配布をしましょう。

店の近くからポスティングを行うことは、時短につながるだけではなく、近所の面々に顔を覚えてもらうという効果もあります。

地図アプリでルートを確認しておく

ポスティングを行う際は、事前のルートの確認が大切です。スマートフォンの地図アプリを上手に使えば、よりポスティングが効率化できます。また、スマートフォンが使えなくなった時のために、マップを印刷しておいたり携帯充電器を用意するのもおすすめです。

例えば「Google マップ」「mytracks」といったアプリツールは、ただマップを確認できるだけではありません。ルートを表示したり、通った経路を見直したり、さらには配布した場所に印ができたりと、ポスティングに役立つ機能が搭載されています。機能を使いこなして、地図アプリを有効的に使いましょう。

ポスティングし終わったら効果測定をしよう

ポスティングのあとは、その宣伝効果を測りその後の集客に活かしていきましょう。きちんとした効果測定をするためには、配布の記録をとり顧客の反応を調べることが大事です。

ポスティングによる宣伝効果なのか、より確かなデータを得るためには下記のような方法が挙げられます。

  • 顧客に直接聞いて情報収集する
  • 来店動機のアンケートをとる
  • 広告物にクーポンをつけて回収する
  • 広告物専用の電話番号やメールアドレス、URLを載せアクセス数を調べる

これらから得た情報を毎日集計して数値化すれば、効果が目に見えるので便利です。もしも影響が弱いようだったら、ポスティングする範囲なども再度検討してみましょう。

早く配るポスティングのコツ

早く配るポスティングのコツ
  • 便利グッズを使う
  • 配布方法に合ったバッグを選ぶ
  • 自転車やバイクを利用する
  • 一筆書きで効率よく配布する

限られた時間の中で広告物をより多く配布するためには迅速さが大切です。続いてはポスティングを早く行うコツや、早く配るのに便利なアイテムを紹介します。さらなる時間短縮を目指しましょう。

便利グッズを使う

ポスティングを早く配るためには、便利グッズを駆使しましょう。おすすめは、チラシを一枚ずつ取りやすくする「指サック」や「イボ付き軍手」です。

束になった広告物を一枚ずつ取る行為は、手間取るとストレスや時間ロスにつながります。指サックや軍手のような滑り止めを付けてポスティングを行えば、配布スピードがあがるだけでなく、紙で手を切ってしまうという怪我の防止にもつながるでしょう。

配布方法に合ったバッグを選ぶ

ポスティングに使うバッグを選ぶ際には、種類や機能性に注目しましょう。バッグは屋外で継続的に使うものなので、撥水性や耐久性に優れたものがおすすめです。

チラシの数が多い場合は大容量のリュックが便利ですが、出し入れに手間取りやすいというデメリットがあります。反対に肩がけタイプやトートバッグは、スムーズに出し入れができますが、広告物の量によっては体への負担が大きいです。

また、「ポスティングバッグ」と呼ばれるチラシを配る専用のバッグもあります。入る紙のサイズ・容量、使い勝手のよいポケットなど仕様をチェックしてみましょう。配布方法や量にあわせて使いやすいバッグを選ぶことが、ポスティング効率化のカギです。

自転車やバイクを利用する

特段近所でなければ、ポスティングは徒歩ではなく自転車やバイクを利用して行ってみてください。自転車やバイクは、移動時間の短縮につながるほか、カゴを使えばより多くのチラシを積めるのが魅力です。

細い道や歩道での配布場所が多い場合は自転車、急な坂道が多い道路や広い範囲を移動する場合はバイクがおすすめです。

また、自転車だとチラシを載せたままでも安定感のある両立スタンドを使う必要がありますが、バイクはサイドスタンドで簡単に停められます。停車する頻度が多い戸建ての密集地ではバイクが好適です。

一筆書きで効率よく配布する

ポスティングは、同じ道を通らないように「一筆書き」のルートで回ると効率的です。進行方向に順を追って配布することで、投函の重複や漏れを防ぎます。エリア内の全てに一筆書きで配布できるよう、前もって地図で道順を確認しておきましょう。

ポスティングで気をつけるべき事項

ポスティングで気をつけるべき事項
  • ポストからはみ出ないように投函する
  • 「チラシお断り」の家に配布しない
  • 立ち入り禁止場所でポスティングをしない

ポスティングはやり方を間違えると、顧客からの印象がマイナスに変わることもあります。大事なのは、顧客の生活に悪影響が出ないようマナーやモラルを守りながら配布することです。続いては具体的なポスティングの注意事項を解説します。

ポストからはみ出ないように投函する

広告物は郵便受けからはみ出ないようしっかり投函しましょう。例えばはみ出た箇所が雨風の影響で読みづらくなってしまったチラシは、そのままゴミとして捨てられる可能性が高いです。建物の美観も損ねてしまい、場合によってはクレームにもつながります。

「入れた場所がわかって効率が良い」など、投函する側の勝手な理由で判断せず、顧客の生活を考えながら配りましょう。

「チラシお断り」の家に配布しない

郵便受けや建物自体に「投函禁止」「チラシ不要」「チラシお断り」などの表示がされている場合は、絶対に配布しないようにしてください。求めていないという意思表示を無視してチラシを配布してしまうと、大きなクレームにつながる可能性があります。

マンションやアパート自体がポスティングを禁止している場合は「不法侵入」として違法になるケースもあるので特に注意が必要です。

立ち入り禁止場所でポスティングをしない

建物に「立ち入り禁止」の看板が立てられている場合は、敷地に入っただけでも不法侵入と扱われるためポスティングはできません。マンション、アパートなどで入り口に管理人がいる場合は、必ず許可をとりましょう。

建物の管理会社や建物の大家などとのトラブルに発展しないよう、注意書きや管理人の有無の確認をすることが大切です。

まとめ

ポスティングは、効率的かつルールを守りながら行うことが大事です。丁寧に宣伝を続ければ、顧客に熱意も伝わり印象も良くなるでしょう。自社・自店を発展させたいという方はぜひポスティングを上手く活用してみてください。

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