オリジナル横断幕を作成する際のポイントとは?

横断幕を作る際、まず価格を基準に、サイズや生地を決めていく必要があるので、設置場所や利用シーンをしっかり下調べする必要があります。
折角作った横断幕でも、見てもらわなければ意味がありません。そこで重要なのが横断幕のデザインです。作りたいデザインのイメージに合わせたフォントや色、写真等を取り入れ、オリジナリティの高い横断幕を作る事でより多くの人の目に触れ、メッセージを伝える横断幕にすることができます。
今回は、このようなオリジナル横断幕を作成する際のポイントを紹介します!
オリジナル横断幕の価格とサイズや生地の決め方
横断幕の1枚あたりの購入価格の平均は28,817円です。(2024年4月弊社トロマット幕受注料金調査結果)横断幕の価格は主にサイズと生地の種類によって変動します。燃えにくい生地に加工する防炎加工などのオプションの追加や、納期を短縮する際に別料金がかかります。
横断幕のサイズ目安
横断幕のサイズを選ぶ際は、予算と設置場所で考えると良いでしょう。例として、3つの使用シーンからサイズ選びの目安をご紹介します。
屋内でのイベントに利用する場合
屋内でのイベントでは、展示会や販売会など予め限られた狭いスペースへ設置する事が多いです。 大きい横断幕が設置できない、またはそこまで大きい横断幕を設置しなくても、小さい横断幕で十分見える屋内イベントの場合は、 H45cm×W150cm、H60cm×W120cm、H70cm×W200cmなどの小さめサイズの横断幕がおすすめです。このサイズであれば、約4,000円~6,000円で横断幕が作れます。


スポーツの応援に利用する場合
スポーツの応援として利用される横断幕は、複数人で幕を持って選手に掲げたり、会場の観客席の手すり等に設置する事が多いです。 広い会場で小さすぎる幕は見づらいため大きめの横断幕が必要ですが、体育館など個人の横断幕設置スペースが限られることもあるため大きすぎる横断幕の設置は控える必要も出てきます。 その為、スポーツの応援に利用する場合は、H60cm×W360cm、H100cm×W200cm、H120cm×W200cmなどの中くらいのサイズがおすすめです。 このサイズであれば、約8,000円~10,000円で横断幕が作れます。


屋外での掲示・広告として利用する場合
屋外での掲示・広告として利用される横断幕は、人が通る事を考慮し、建造物の比較的高い位置に設置したり、店頭に広告として設置される事が多いです。 屋外で横断幕を使ってアピールする場合、遠くからでも認識しやすいH90cm×W500cm、H120cm×W540cm、H150cm×W600cmなどの大きめのサイズがおすすめです。 このサイズであれば、約20,000円~40,000円で横断幕が作れます。


生地の材質の違い
横断幕の生地は布系とビニール系の2つから選ぶことができます。
トロマット
トロマットの特徴は、光沢のないマットな質感で発色がよく、繊細な表現が可能で、壁などの背景の色が透けにくい生地であることです。 横断幕や店頭幕、バナースタンド、タペストリー、テーブルクロス等によく使われます。 →詳しくはこちら
ターポリン
ターポリンは、ポリエステルやナイロンなどの布や織物の両面に、塩ビ樹脂を塗布させた生地です。PVC加工(ポリ塩化ビニル樹脂加工)された合成皮革もターポリンと呼ぶことがあります。 →詳しくはこちら
実際にデザインする際の流れ
のぼりキングで横断幕を作成する方法は3つから選べます。
①「データ入稿」のぼりキング専用のAdobe Illustratorテンプレートをお使いいただきご入稿、そのまま印刷する。
②「幕デザイン」WEB上で簡単にデザインできるシステムを使い、ご注文・そのまま印刷する。
③「データ制作依頼」のぼりキングのデザイナーにデザインの作成を依頼し、横断幕を作成する。
「データ制作依頼」をする場合、データ制作費用として最低3,780円(税込)が必要です。 (デザインの内容によって追加料金がかかります。)
「データ制作依頼」を行う際、サイトより「専用フォームのご送信」と「デザインの指示」を記載したFAXオーダーシートや、word、Excelデータ、Jpegなどの画像データの送付が必要です。
「専用フォームのご送信」と「デザインの指示を送付」を元にお見積り書を発行いたします。
お見積り内容を確認いただき問題ないようでしたら、注文を確定し、デザイナーがデザインデータを作成します。
手書きでデザインする場合
「データ制作依頼」をする場合、手書きでデザインの入稿が可能です。
書体、色、文字や素材の大きさ、イラスト、イメージ、画像や写真など、出来るだけ詳細に作りたい図案をご記載いただくと、思い通りの横断幕に仕上がります。

パソコンのデザインツール利用
パソコンのデザインツールを利用する場合、作ったデータをそのまま印刷するので、完全に出来上がったデザインを入稿してください。
デザインを作る際には文字、背景の色を最低限入れる必要があります。その他にイラストや写真など、作りたい横断幕のイメージに合わせてアレンジを加えていくと良いでしょう。
のぼりキングで入稿できるデザインツールはAdobe Illustratorというデザイン制作専用ソフトのみです。専用のテンプレートをダウンロードしてデザインを入稿してください。
Adobe Illustratorをお持ちでない方は、WEB上で簡単にデザインできるシステム「のぼりデザイン」を無料でご利用いただけます。
見やすい文字の大きさ
オリジナル横断幕を作る際に気を付けるべきポイントは、入れる文字の大きさです。横断幕は遠くから見る事が多い為、小さすぎる文字の使用は控えましょう。
見る人の距離や視力、天候などによって見え方が異なりますので、目安になりますが、10m離れた場所から見ると仮定した場合、40mm(およそ115pt)以上の文字を入れると良いでしょう。
オリジナル横断幕をデザインする上で可能なこと
デザイン制作専用有料ソフトAdobe illustratorをお持ちの方はもちろん、お持ちでない方でも、「データ制作依頼」でデザインを依頼する際は、お客様のご要望に合わせて様々なアレンジが可能です。具体的にどのような事ができるのか代表的なものを3つ紹介します。
ロゴ・シルエットのトレース
画像データや印刷物等のコピーがあれば、ロゴマークやシルエット等のトレースが可能です。
店舗の看板としてロゴマークを入れた横断幕や、スポーツの応援としてチームのシンボルマークを入れた横断幕を作りたいという場合に有効です。
Adobe Illustratorをお持ちでない方や、Adobe Illustratorを持ってるけどトレースする手間を省きたいという方が利用できます。
フォント選び
フォントは、ゴシック体、明朝体、丸ゴシック体、楷書体、行書体、筆文字など横断幕のイメージに合わせたものが利用できます。
例えば、スポーツ応援に使われる横断幕は、選手のやる気を高める勢いのある筆文字がよく使われます。また、オシャレなカフェの看板として使用する場合は、綺麗な印象を与える明朝体を使うとお店の雰囲気に合います。

写真を入れる
横断幕のサイズに適した画像サイズであれば、お手持ちの写真を横断幕に入れる事が可能です。丸や星形、人のシルエットのみなど、自由に切り抜く加工や、明るさや色味を調整する事ができます。
スポーツの応援で選手の顔写真を入れたり、飲食店の広告として美味しそうな料理の写真を入れる事でより目につきやすい横断幕を作る際に利用してください。
オリジナル横断幕作成時の注意点
「のぼりデザイン」で横断幕を注文する場合、納品までに約1週間ほどかかるため、お急ぎの場合、納期にご注意ください。
また、「データ制作依頼」を使って横断幕を依頼する場合、印刷用データを制作する期間として約1週間必要となり、納品までに
約2週間~3週間かかります。( データ制作依頼の納期はスムーズに進行した場合の目安になります。修正が何度も重なる場合や、複雑なデータ作成が必要なもの、お客様と連絡が取れない場合などは、更に日数がかかるので、注意してください。)
既製デザインの横断幕
のぼりキングでは、1枚あたり2,808円(税込)から既製横断幕を多数ご用意しています。オリジナルで制作するよりも早く、約1週間で納品が可能の為、早く横断幕が欲しい方や、1からデザインを考えるのが手間という方は確認してみてください。
「営業中」「イベント開催中」、「スタッフ募集」などの店頭に設置できるものから、工事現場で利用いただける「安全第一」「高所作業中」など様々なデザインを取り揃えております。



