シルクスクリーン印刷を使った旗の作成について

シルクスクリーン印刷を使った旗の作成について

シルクスクリーン印刷は、インクジェット印刷に比べて金色や銀色など特徴的な色のインクが使える、裏抜けがよいなどのインクジェット印刷とは異なる利点を持っています。
また、シルクスクリーン印刷は一度印刷に使うシルクスクリーンを製版してしまえば、版の寿命が来るまで印刷を繰り返すことができます。
そのため、のぼり旗の印刷を安価に印刷したい方に向いています。このページでは、シルクスクリーン印刷の特徴やインクジェット印刷との違いなどについて説明します。

シルクスクリーン印刷(以下、「シルク印刷」と表記します)は版を使って生地に直接インクを1色ずつ刷り込んでいく印刷方法です。シルク印刷の版とは、枠に張った網目状の布(スクリーン、またはメッシュ)の一部をデザインに合わせて硬化させ、インクが通る部分と通らない部分を作ったものです。版の上からインクをこすりつけることで、デザインが生地に転写される仕組みになっています。
また、シルク印刷で印刷すると、裏抜けが良く(裏面透過率80~95%)、裏から見ても鮮やかな色の旗が作成できます。

シルク印刷は布だけでなく紙や衣服、金属、食器類、建物の外壁塗装やアート作品など、多様な用途に利用されています。

のぼり旗の印刷方法には、シルク印刷とプロセスカラー(CMYK)を使ったインクジェット印刷があります。シルク印刷とインクジェット印刷は印刷に使う色の種類と印刷部数によって使い分けると良いでしょう。

シルク印刷は、版を作り、決めた色を1色ずつ印刷して色を再現するため単色・大量印刷に向いています。
シルク印刷は、印刷するデザインに必要な色ごとに製版代がかかるため、単色のシンプルなデザインでは価格を抑えやすいです。また、複数の色を組み合わせる場合も印刷枚数が多いほど単価が安くなります。一方で写真やイラストを使用した多くの色を使うデザインなどを少数しか印刷しないと費用が高くなります。
そのため、シルク印刷はお店のロゴマークと名前だけを入れたシンプルなデザインと相性がよいです。

シルク印刷では、インクジェット印刷で使用するCMYKのほかに特色(DICカラー)も使用できます。そのため、インクジェットでは指示の難しい微妙な色合いの表現や、金色・銀色などの表現に向いています。
しかし、インクジェット印刷と比較すると写真やグラデーションなどの細かい表現をしにくく、多色印刷や少量印刷には不向きです。

インクジェット印刷では、プロセスカラーと呼ばれるCMYKカラー(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の組み合わせで構成された色を使用したフルカラー印刷が可能です。また、極小のインクを印刷物に吹きつけて印刷するため、小さな文字や凝ったイラストなどの細かなデザインの再現性が高い印刷方法です。写真や画像、グラデーションなどの印刷に適しています。

グラデーションの表現が可能であるため、シルクスクリーンと比べて写真などの細かい表現が可能です。シルク印刷と違い、製版代がいらないので色数にかかわらず同じ価格で作れ、1枚からご注文いただけます。そのため、商品の写真を使った宣伝用の旗を作成する場合や店舗の前に何枚か設置するだけの場合などにはインクジェット印刷がおすすめです。
しかし、シルク印刷と比較すると金色や銀色、蛍光色などCMYKで出せない色の印刷はできず、大量印刷してもシルク印刷ほど単価が安くならない傾向にあります。※弊社価格の場合

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