のぼりを手作りしてみよう

手作りしてみよう

文化祭などでのぼり旗を手作りする必要がある場合は、お店に使われる既製品のぼりのデザインなども参考にすると、デザインのアイディアも出しすいためおすすめです。また、のぼり旗を手作りするとなるとポンジなどの布生地、アクリル絵の具、布製テープなどを準備する必要があります。
のぼり旗を発注する場合には、おおよそ下記の価格や費用がかかります。

のぼり旗の種類 価格・費用(税込)
レギュラーのぼり旗 1,296円
手作りレギュラーのぼり旗 2,700円
ミニのぼり旗 990円
手作りミニのぼり旗 1,600円

レギュラーのぼり旗とミニのぼり旗はどちらも手作りするよりも発注した方が価格を安く抑えやすく、作業する手間も省けるのでコスパがいいです。しかし、ミニのぼり旗は生地をハチマキから画用紙に変えることで費用を抑えて作成しやすくなります。そのため、ミニのぼり旗は画用紙を使って手作りした方が発注するよりもお得になります。

実際の製作工程

工場ではどのようにのぼり旗が製作されているのか、のぼり旗を手作りする際にどのようなことに気を付けたら良いのか、気になっている方もいるかもしれません。ここでは、のぼり旗の製作工程をご紹介します。

1. 生地を液体に浸す

特殊な液体に生地を浸します。この処理をすることで、印刷する際ににじまずインクを乗せることができます。

2. デザインを印刷する

生地に直接印刷できるプリンターを使い、デザインを印刷します。

3. 生地を裁断する

印刷が終わった生地を裁断します。熱を帯びたカッターを使うことで、裁断した瞬間に生地の断面が固まってほつれを防ぎます。

4. チチを付ける

のぼり旗の生地部分とポールをつなげる役割を果たす輪っか状のチチ。チチを生地に取り付けたら完成です。

【準備するもの】

  1. 作りたいサイズの布やシーツ(屋外…オックス/屋内…シーチング)【手芸店】
  2. チャコペン【手芸店】
  3. 布製(粘着)テープ【ホームセンター】
  4. アクリル絵の具【文房具屋】
  5. 筆【文房具屋】
  6. 好きなフォントで印刷した文字の見本

1. 作りたい大きさに布を断つ

布を断つ

のぼり旗のサイズは縦横比1:3になるように作られていることが多いです。一般的なサイズである135cm×45cmで作る場合、布を二つ折りにして作るため135cm×90cmの大きさが必要になります。

2. 文字の下書きをする

下書き

書きたい文字をバランスよく書いていきます。好きなフォントで1文字1枚ずつ印刷して準備しておくと下書きしやすくなりますよ。裁断した布に印刷した文字を並べたら、印刷した紙と布の間にカーボン紙を挟み、紙の上からチャコペンで布に写していきます。イラストを入れようと考えている方は、ここでイラストも転写してくださいね。

3. アクリル絵の具で色を塗る

アクリル絵具で色を塗る

100円均一で購入できるアクリル絵の具。生地の色との相性を考えて、好きな色を使って色を塗っていきます。アクリル絵の具は水の量を調節することも大切です。水が少なすぎると絵の具が乾いてから崩れてしまう可能性があるため適度に調整しましょう。水の量と絵の具は1:2くらいの量で混ぜることを目安にして調整していくときれいに塗りやすいです。一度塗ったら乾かし、2~3回重ねて塗るときれいな発色になりますよ。裏面にも同様に塗っていきます。

4. チチを取り付ける

チチを取り付ける

布を二つ折りにして形を整えます。布製テープをカットして輪っか状にしたものをチチとして使います。のぼり旗の上の辺に3~4か所、縦の辺に5~6か所バランスよく取り付けていきます。チチの輪っか部分があまりに太すぎるとのぼり旗がだらんとなり、きつすぎるとポールを通すのが難しくなってしまうので、取り付けるポールや竿の太さに合わせてチチの太さを決めましょう。

5. 手作りのぼり旗の仕上げ

仕上げ

縫い代1cmを内側に折り曲げ、アイロンでしっかり型をつけます。チチを仮留めして、三辺をミシンで縫うか、ボンドなどで接着します。最後にポールに通したら完成です。

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店内の商品横に置いてあることのある、のぼり旗と同じ形のポップ。これも100円均一などで買える材料を使って、手軽に作ることができます。室内など雨に濡れる心配もなく、できるだけコストを抑えたい方は、POP用紙を使うことができます。POP用紙はマジックペンなどで自由に描くことができるためおすすめです。

1. ハチマキを裁断

ハチマキを裁断

作りたいポップのサイズに合わせてハチマキを裁断します。ハチマキではなく白い布でも大丈夫ですが、既製品のハチマキだとほつれないように処理してあるのでより手軽に作ることができます。

2. シール用紙に文字を印刷する

シール用紙に文字を印刷する

商品名や宣伝したい内容をシール用紙に印刷します。文字だけではなく写真やイラストも印刷してみてもいいですね。

3. シールをハチマキの両面に貼る

シールをハチマキの両面に貼る

文字やイラストを印刷したシールをハチマキの両面に貼り付けます。このときシールを切ったときの余白部分をとっておくと、チチとして使うことができます。

4. ストローで支柱を作る

ストローで支柱を作る

好きな長さにストローをカットし、上の辺と縦の辺に使うストローを連結させます。ストローの中に割りばしや竹串を入れると支柱としての強度が上がります。割りばしの上部に切り込みを入れてワイヤーを巻き、上の辺に使うストローに結び付けると連結できます。

5. 店内用POPの仕上げ

仕上げ

シール用紙の余った部分を使ってチチを取り付けます。上の辺に3か所、縦の辺に5か所程度バランスよく取り付けましょう。紙粘土やクリップを使うと土台になります。

6. チチを取り付ける

チチを取り付ける

布を二つ折りにして形を整えます。布製テープをカットして輪っか状にしたものをチチとして使います。のぼり旗の上の辺に3~4か所、縦の辺に5~6か所バランスよく取り付けていきます。チチの輪っか部分があまりに太すぎるとのぼり旗がだらんとなり、きつすぎるとポールを通すのが難しくなってしまうので、取り付けるポールや竿の太さに合わせてチチの太さを決めましょう。

屋外に設置するのぼり旗の場合、風になびかせることが多いですよね。飲食店の近くを車で通るときに一瞬でパッと目に入るようなデザインを考える必要があります。似た商品や業種ののぼり旗を検索してみると、参考になることもありますよ。そのまま真似してしまうことのないように注意しましょう。
→こちらのコラムも併せてご覧下さい!「デザイナー、コピーライターに聞いた、のぼりのデザインを作る時のポイント!」

① 大きい文字で太めのフォント

遠くから見たときにわかりやすいように、文字は大きく、太いフォントを選ぶことをおすすめします。小さい文字だと一瞬で読み取りにくいので、最小限の情報を大きい文字で書くようにしましょう。フォントは明朝体のように細いものよりも、ゴシック体のように太いものがのぼり旗には適しています。
また、でのぼり旗を使う場合は、雰囲気に合ったフォントを選ぶことも大切です。子供向けのお店や教室であれば角ばったフォントよりも丸みを帯びたもの、和食のお店であれば筆で書いたようなフォントなど。読みやすさと雰囲気の二つを考えてフォントを選ぶと、目立つのぼり旗にぐっと近づきます。

② 文字数を多くしすぎない

のぼり旗は販売促進ツールとして使われることが多いので、商品の特徴や値段など詰め込みたい情報はたくさんありますよね。しかし文字数を多くしすぎてしまうと、パッと見た一瞬でお店が伝えたい情報が何かを認識することが難しくなってしまいます。一つののぼり旗には一番伝えたいことだけを掲載するようにしましょう。

③ 色の数を使いすぎない

シンプルなのぼり旗よりもカラフルなもののほうが目につきやすいイメージがあるかもしれません。色の数を多く使いすぎてしまうと、まとまりがないのぼり旗になってしまいます。使う色は多くても3色くらいにし、違う系統の色を使うよりも同系色でまとめたほうが良いでしょう。

④ 写真を使うときは大きいものを

カレー屋さんであればカレー、スポーツのイベントであればスポーツの写真をのぼり旗に使うこともありますよね。写真を使いたいときは、小さい写真をいくつも使うのではなく、一番見てもらいたい写真を大きく一つだけ掲載するようにしましょう。文字数や色の数と同じように、情報を欲張るのではなくシンプルにまとめることで目立つのぼり旗を作ることができます。

既成のぼり

のぼり旗の用途が決まっているなら既製品を探してみることもおすすめです。デザインに迷わなくて大丈夫!弊社では、デザイン完成品も多数取扱いしています。その数なんと12,000点以上!欲しいのぼりのデザインを選んで購入するだけですぐにご購入いただけます。

宣伝効果が高い上に低コストで作ることができるのぼり旗。インターネット販売で注文することもできますが、自分で手作りすることもできます。100円均一で購入できる材料で手軽に作ることができるので、ぜひ試してみてくださいね。目立つのぼり旗をデザインするコツもご紹介しているので、参考にして素敵なのぼり旗を作ってみてください。