のぼりストッパーとは?旗の巻き上がりや巻きつき対策を紹介
のぼり旗を屋外に設置すると、旗が風の影響を受けてポールに絡まりデザインが見えなくなる巻き上がりや、巻きつきが起こることがあります。のぼり旗の巻き上がりや巻きつきは、重りの取り付けやストッパーなどのグッズを使うと防ぐことができます。
のぼりストッパーは、チチに下げるタイプやポールに取り付けるタイプがあります。
1つあたり120円~1000円で購入できます。今回は、ストッパーの役割や種類ごとの特徴などをご紹介します。
のぼりストッパーの役割
のぼりストッパーや重りは、風によるのぼり旗の巻き上がりや巻き付きを防ぎます。旗の形状を保ちやすくなるため、「のぼりが巻き付いていて何が書かれているのかが分からない」という状態になりにくく、1日を通して通行人にアピールできます。
例えば、選挙のぼりのように使用期間に制限がある場合などは、巻き付きや巻き上がりを防ぐことで、限られた時間の中でもできるだけ長く効果的にアピールできるでしょう。また、旗に人気の人物写真やキャラクターのイラストなどが入ったものは、見る人が記念撮影をすることも考えられるため、常にのぼりのデザインを見やすくしておくためにもストッパーが有効的です。
さらに、のぼりストッパーを使い、巻き上がりや巻きつきを防ぐことで、風による旗のほつれや擦れなど、旗の破損予防にもつながります。
のぼりストッパーの種類
のぼりストッパーは、チチ部分に下げるタイプと、ポールに取り付けて固定するタイプがあります。
チチに下げるストッパー
チチとは、のぼり旗とポールを固定するために、旗の左右片方の辺や上部に3つから5つほど付いている輪っか状の布のことです。
チチを使用して固定するストッパーは、旗の一番下のチチに重りをつけて固定します。風などによって軽いチチがポールの上側に動いてしまうのを防ぐことができます。重りをつけるタイプは、チチにクリップで引っ掛けるだけで使用できます。
商品名 | 価格(1個あたり) | 備考 |
カラマナイ | 300円~450円 | フックでチチにかけるタイプの重り |
サンドチッチ | 550円~700円 | ピンでチチにつけるタイプの重り |
ポールに固定するストッパー
ポールに固定するストッパーは、留め具とクリップが別になっています。留め具でのぼりの巻き上がりを防ぎながら、風の向きにあわせてのぼり旗が回転できるようになっているため巻きつきも防いでくれます。
ポールに固定するストッパーのため、のれんのズレ防止にも使えます。
商品名 | 対応ポール | 価格(1個あたり) | 備考 |
くるなびФ22用 | 22型(直径22mm) | 100円~200円 | 1個から販売あり |
くるなびФ25用 | 25型(直径25mm) | 100円~200円 | 1個から販売あり |
風太郎 | 22型(直径22mm) | 300円~500円 | 通常5個入りセット販売 |
棒袋縫い加工ののぼりストッパー
棒袋縫い加工とは、のぼり端のポールを通す部分を袋状に縫う加工のことです。棒袋縫い加工ののぼりストッパーは、ポールにプラスチック製の器具を取り付けてから、袋縫い部分にポールを通し、専用のクリップで固定します。
商品名 | 対応ポール | 価格(1個あたり) | 備考 |
のぼりストッパ小 | 22型(直径22mm) | 250円~300円 | 1個から販売あり |
のぼりストッパ大 | 25型(直径25mm) | 250円~300円 | 1個から販売あり |
まとめ
のぼりストッパーは2種類あります。どちらのストッパーものぼりの巻きつき・巻き上がりや旗の劣化を防ぐことができます。
なお、強風注意報や警報が出た場合は、風対策をしていてものぼり旗の転倒など別の問題が起こることもあります。転倒による被害を防ぐために出来る限り使用を控えたり、屋内へ移動させたりといった配慮も大切です。
詳しい転倒防止対策については「のぼり旗が台ごと倒れないためにできることとは?」で解説しているので合わせて確認してみてください。